おみくじについて2013/01/17

先日、会社の初詣の際に今年のおみくじを引きました。
結果は『末吉』。全体的にどの項目も「注意しましょう」的なものでした。
今年も浮かれず、地に足つけて頑張れということでしょう^^
 
今日はおみくじについて調べてみました。
おみくじ.jpg
 
◆現在のおみくじの方式(代表的なもの)
 
・みくじ棒と呼ばれる細長い棒の入った角柱あるいは円柱形の筒状の箱(みくじ筒、御神籤箱)を振り、棒を箱の短辺の小さな穴から一本取り出し、棒の端あるいは中央に記された番号と同じ籤(みくじ箋)を受付あるいは専用の整理箱から受け取るもの。みくじ棒が竹製である場合にはみくじ竹ともいう。
 
・予め折り畳まれた籤(みくじ箋)を専用の箱に入れるか三方などの上に置いておき、それを参詣者が直接選ぶもの。
 
・自動販売機(頒布機)に発売金額分の硬貨を投入して得るもの。
 
◆おみくじの内容(一般的なもの)
 
【番号 ・運勢の説明(概略)】
 
【吉凶】
 
「大吉・吉・中吉・小吉・凶」など(多い所では「大吉・吉・中吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・平・凶・小凶・半凶・末凶・大凶」など。最近では書かれている運勢が「大大吉」や「大大凶」がある寺社もある)の吉凶の語で書かれています。。みくじ箋の吉凶の量の比率は、神社仏閣によって様々であり、近年は凶を減らすところもある。
ただし、吉凶よりも運勢の説明で何が語られているかが大切であるとされるようです。
 
 ■7段階の場合の縁起の良い順番
 大吉 >中吉 >小吉 >吉 >末吉 >凶 >大凶
 
 ■12段階になっている場合の縁起の良い順番
 大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶
 
大吉や大凶が出るとその反対になりやすいという説もありますが、これは「陰陽道」的な考え方の、「陽極まれば陰生ず、陰極まれば陽生ず」という言葉に由来されていて、大吉や大凶など対局にあるものはその逆方向に転じ易いということをあらわしています。吉であっても気をつけよ、凶であっても用心して誠実に事にあたれば必ず御加護があるそうです。
 
いずれにしても、おみくじに書いてある内容に目を向けることが大切ですから、隅々までよく読んでみる。不満足な結果が出たからといって何度も占いなおしてはいけません・・・とのこと。
 
【和歌・漢詩】
 
運勢の説明に和歌を添えたり、全体の運勢を御製で表現している神社(明治神宮など)もあります。。
また、寺のくじでは漢詩が添えられていることもあり、これは「元三大師百籤」がルーツになっているため。神籤に吉凶の語句が記されず、運勢の説明文・和歌等のみが御籤に記されている寺社もあります。(滋賀県の多賀大社など)。
 
【個別の運勢】
 
願望/健康/体調/仕事/交渉/恋愛/縁談/待人/出産/金運/商売/相場/学問/学業/受験/技芸/転居//旅行/争事 等
 
◆結びつけの風習
 
引いた後の神籤を、境内の木の枝などに結ぶ習慣があります。「結ぶ」が恋愛の「縁を結ぶ」に通じることから江戸時代から行われてきた。その後、神様との「縁を結ぶ」として木に結びつけられるようになったそうです。二月堂のように千枚通しのようなものに神籤を刺すところもあります。
また、「凶のおみくじを利き腕と反対の手で結べば、困難な行いを達成つまり修行をしたことになり、凶が吉に転じる」という説もあります。
 
だが近年、木に結ぶと生育が悪くなるため、参拝者が神籤を結ぶための専用のみくじ掛(2本の柱の間に棒や縄を渡したもの)を設置している寺社もありますので、みくじ掛けがある場合は木に結ばずそちらに結びましょう。
 
 ■おみくじは結んで行くのか、持ち帰るのか・・・
 
 調べてみたところ、寺社によって様々な見解があることがわかりました。
 大別すると次の2つになります。
 
 1)おみくじには神や仏からのありがたいメッセージやパワーが秘められているので、
   吉凶にかかわらず記されている教訓を戒めるつもりで持ち歩き、後にお礼を込めて納める。
 
 2)自分にとって都合の悪いおみくじはその場で結びつけ、さらなるご加護をお願いする。
   良いおみくじは持ち帰り、後日境内に結ぶこと。
 
 つまり、その場で結ぶのは凶をとどめて吉に転じるようにお願いする場合のみ。
 また、たとえ凶であっても自分への戒めとして持って帰っていいようです。
 
※ちなみに、「おみくじは参拝が済んでから引くものです」とのこと。こちらは御朱印をいただくマナーと同じですね^^
 
(上記記事はおみくじについてのサイト、wiki、All about等参考にしています)
 
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