京都②/吉祥天女社 ご朱印2014/02/17
吉祥天満宮 吉祥天女社 御朱印
先日、ご紹介させていただきました京都の「吉祥天満宮」と同じ境内にあります、吉祥天女社の御朱印。
御祭神は、吉祥天女、菅原清公卿、菅原是善卿、伝教大師、孔子。
804年道真公の祖父清公卿が遣唐使として唐へ向かう途中、にわかに暴風が起こり船が転覆しかけた時、同船していた僧最澄と共に吉祥天女に平安を祈ったところ、天女がたちまち空中に現れ風雨静まって無事使節の任を果たしました。
帰国後、吉祥天女の尊像を自ら刻み、808年庭上に一堂を建立して安置し、伝教大師にはかって開眼供養が行われました。
そしてここを吉祥院と号して国家鎮護の祈願所・菅家守護の本尊としました。
応仁の乱のときは吉祥天尊像の焼失を恐れて土中に埋め難を逃れ、その後も建物は幾度となく焼失し、そのたびに浄財を集め再建が行われました。
現在の吉祥天女社は1850年に再建されたもので創建の歴史は天満宮より120年余りも古く、2008年には創建1200年祭が行われました。
★吉祥天女社
京都市南区吉祥院政所町3(西大路十条西入北)
TEL.075-691-5303
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