お寺

お寺の墨書きと御朱印の意味2012/12/22

これから御朱印収集をはじめられる方へ。

御朱印の基本的な図解を作ってみました。

神社の御朱印は神社印やその神社の象徴となる印+神社名と参拝日を墨書きでいただくものがポピュラーかと思います。

お寺はの御朱印は基本さえ、知れば意味がわかると思うので、参考までに^^

墨書きと御朱印.jpg

お寺は本尊名の墨書きがダイナミックで素晴らしいものが多いです。

墨アートとしてお好きな方もたくさんみえるのでしょうはないでしょうか^^

先日、アンケートでいただいたお客様の声より抜粋。

「先月、○○寺に、大地獄絵の特別公開を見に行きました。絵解説法の中で、閻魔様の裁判を受ける時、生前の仏様へのお仕えを認めていただく時に、ご朱印帳を見せるとのこと。棺桶の中に朱印帳を入れるとよいと言われました。」

とのこと。

このお話は聞いたことがありましたが、絵解説法の中でも描かれているんですね。

死後、十人の王に裁かれ、最後は閻魔大王によって極楽浄土と地獄、どちらに送られるかを裁かれるとされています。
その時に、この御朱印帳を見せるとその功徳を閻魔大王がお認めになり、極楽浄土へ送ってくださるといわれています。
 
このような言い伝えがあるので、せっかく棺桶に入れるなら、やはりきちんとお参りした御朱印を集めたいものです。
 

興福寺(東金堂)ご朱印②2012/12/17

興福寺-東金堂.jpg

興福寺 東金堂 御朱印

こちらの御朱印も東金堂の前の納経所にていただくことができます。

私はこちらの納経所でいただける御朱印をすべてお願いしたので、番号札をいただいて、五重塔などを見物していました。

戻ってみると納経所は長蛇の列で驚きました。

~東金堂について~

 

中金堂(ちゅうこんどう)の東にある金堂で、西向きの建物です。神亀3年に聖武天皇が叔母元正太上天皇の病気全快を願ってお建てになりました。
創建当初は床に緑色のタイルが敷かれ、薬師如来の浄瑠璃光世界がこの世にあらわされていました。以来6度の被災、再建を繰り返し、今の建物は応永22年に再建されました。
 正面7間(25.6m)、側面4間(14.1m)、寄棟(よせむね)造り、本瓦(ほんがわら)葺きの建物で、前面を吹放(ふきはなし)とし、木割(きわり)が太く、奈良時代の雰囲気を伝えます。
堂内には本尊薬師如来像、日光・月光菩薩像(以上いずれも重要文化財)、文殊菩薩像と維摩居士像、四天王像、十二神将像(いずれも国宝)が安置されます。
 
~公式サイトより~

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年末年始の営業日についてご案内させていただきます。

お休み期間中、大変ご不便をお掛けいたしますが何卒ご了承くださいますようお願い申しあげます。
★休業日★2012年12月28日(金)~2013年1月6日(日)★
・発送可能日時(銀行振込決済の場合は下記時間までにお振込みいただいた方)
2012年12月27日(木)の15時までにご注文いただいた方
2013年1月7日(月)以降
※最終発送日が2012年12月27日(木)になります。お正月に使われる御朱印帳のご注文はお早めに^^
※2012年12月27日15時以降~1月6日の間にご注文いただきました場合、宅配便の指定時間のご選択は1月9日以降の対応になりますのでご注意下さい。
休暇中のお問合せにつきましては1月7日(月)以降に順次対応させていただきます。
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★御朱印帳専門店Holly Hock★

 

東大寺(戒壇堂)御朱印⑦2012/12/06

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東大寺 戒壇院 御朱印

東大寺での最後の御朱印、「戒壇堂」です。

東大寺では御朱印は7ついただきました。この後に興福寺にもお参りにいきたかったので、時間切れです。

次回訪れた際にはぜひ、他のお堂も行きたいです^^

情報としましては、大仏殿(1種類)、二月堂(1種類)、三月堂(2種類)、四月堂(2種類)、不動堂(1種類)、戒壇堂(1種類)、念仏堂(1種類)、行基堂(1種類)、俊乗堂(3種類)、鐘楼(1種類)、手向山八幡宮(1種類)らしいです。

※平成25年5月下旬頃まで、三月堂(法華堂)は修理のため、拝観停止となっていますので、四月堂で御朱印がいただけます。

東大寺では15もの御朱印がいただけるようです。大仏殿の御朱印の墨書きは、「華厳」「大仏殿」「唯心」などたくさんあるようですので、訪れる楽しみもできました。

三重県からですと、「東大寺の大仏さま」といえば、遠足や小学校の修学旅行のイメージが強いのですが、大人(精神的大人)になってからの東大寺、良いです。

境内の敷地もかなり広いですし、素晴らしい仏像や建造物を拝むことができますので、東大寺おすすめです^^

東大寺-戒壇院.jpg

~戒壇堂について~

県指定の重要文化財の戒壇堂(かいだんどう)。
754年(天平勝宝6)、聖武上皇は光明皇太后らとともに唐から渡来した鑑真(がんじん)から戒を授かり、翌年、日本初の正式な授戒の場として戒壇院を建立しました。
戒壇堂・講堂・僧坊・廻廊などを備えていましたたが、江戸時代までに3度火災で焼失、戒壇堂と千手堂だけが復興されました。
お堂の中央にある塔を守るため、その四隅に土で何層にも塗り重ねてつくられた武将の姿をした四天王が安置されています。
 
~公式サイトより~
 
【おまけ】
 
二月堂から戒壇堂まで歩いた途中でみつけた、鹿についての注意看板。かわいかったのでパチリ。
 
おまけの看板.jpg
 
表現方法がかわいい看板ですが、実際に南大門をぬけた一番にぎやかな辺で、小さなおこさんが雄の鹿に頭でどつかれて、ふっ飛ばされて号泣していましたのでくれぐれも小さな子をお連れの方はお気をつけ下さいませ。
 

東大寺(四月堂)普賢菩薩 ご朱印④2012/11/28

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東大寺 三昧堂(四月堂)普賢菩薩

東大寺、四月堂でいただいた三つ目の御朱印「普賢菩薩」です。

かつて本堂の「千手観音像」の脇侍だった「普賢菩薩像」を本尊として安置していたので、「普賢三昧堂」とも称されていたということで、普賢菩薩の御朱印がありました。

東大寺-四月堂2.jpg

御朱印をいただく場合は、お堂の中に上がらせていただいて、、御本尊にお参りし、御朱印をお願いします。

※御朱印は入り口の柱と中に貼ってありました。

連休中でしたので、大仏殿はもの凄い人だかりでしたが、2月堂周辺は人も少なく、穏やかにまわることができました。

実は私も、東大寺には何度も訪れたことがあったのすが、大仏殿周辺しか行ったことがなく、御朱印収集をはじめたことでいくつもの建造物や仏像を見ることができて良かったです^^

四月堂の後は景色も美しい二月堂へ向かいます。(つづく)

 

 

東大寺(四月堂)千手観音 ご朱印③2012/11/27

東大寺-千手観音.jpg

東大寺 三昧堂(四月堂) 御朱印

法華堂(三月堂)の御朱印を四月堂でいただき、千手観音様を拝ませていただきました。

毎年四月に法華三昧堂が行われることから三昧堂(さんまいどう)、あるいは四月堂と呼ばれているそうです。

東大寺-四月堂.jpg

~東大寺 三昧堂(さんまいどう)【四月堂】~

三昧堂は俗に四月堂と呼ばれ、現在は千手観音菩薩が本尊となっているが、かつては普賢菩薩像を本尊としたため、普賢堂とも呼ばれた。平安後期の記録『東大寺要録』によれば、治安元年(1021年)に仁仙大法師と助慶聖人が創建し、傍らに僧坊を造って法華三昧行を修行したという。これは『法華経』普賢菩薩勧発品の所説に依っており、本堂内左脇厨子に安置されている普賢菩薩騎象像がそのとき本尊だったと考えられている。

なお現在のお堂は延宝九年(1681年)の再建で、本尊の千手観音は明示三六年、すでに客仏として安置されていた法華堂からここに移された。

~いただいた御朱印に挟んでいただいた用紙の文言より~

 

 

東大寺(三月堂)ご朱印②2012/11/26

東大寺-法華.jpg

東大寺 法華堂(三月堂) 御朱印

二月堂に向かうべく、紅葉を楽しみながら情緒ある階段を登っていきました。

お土産屋さんとお食事処があるところで、軽くお食事をして、また階段を登って行きます。

階段を登ってすぐ左手に四月堂がありましたので、そちらにいらした職員の方に御朱印のことをお尋ねしました。

現在、法華堂(三月堂)は平成23年8月1日から平成25年5月下旬頃まで、修理事業のため拝観停止になっているので御朱印は四月堂でいただけるとのことでした。

~法華堂(三月堂)について~
 
法華堂は東大寺で一番古い建物です。
 
いい伝えでは東大寺の元になった古いお寺の跡とされています。
奈良時代と鎌倉時代、ふたつの時代の建物がバランスよくつながれています。
堂内には、奈良時代の仏さまがたくさんおられます。
 
法華堂に安置されている仏さまが、国の補助を受けて3年計画の予定で修理されることに伴なって、平成22年5月18日から7月31日まで法華堂の拝観が停止されます。
拝観が再開される8月1日からは、日光・月光菩薩など七体の仏さまが安置される予定です。
 
つづく
 
 

東大寺(大仏殿)ご朱印①2012/11/25

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東大寺 大仏殿 華厳 御朱印

まず向かったのは東大寺のご本尊、盧舎那仏坐像(るしゃなぶつぞう)奈良の大仏さまが安置されています、大仏殿(金堂)です。

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南大門をくぐり・・・

寺門に安置されています、国宝の仁王像、吽形(うんぎょう)と阿形(あぎょう)を拝みます。
門の向って右側に安置されている口を閉じた像が吽形(うんぎょう)です。
高さ8.4メートルもの木像はいつみても迫力があります。
吽形.jpg
吽形像は大仏師定覚および湛慶が小仏師12人と共に造った像
阿形.jpg
阿形像は大仏師運慶および快慶が小仏師13人を率いて造った像
そして、拝観料をお納めして、中門から中に入ります。
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国宝建造物の大仏殿。
大仏殿.jpg
東大寺ができてから2回、戦に巻まれて燃えてしまい、現在のお堂は江戸時代に建てられたもので、その時は江戸幕府の都合で、最初に建てられた時より小さくなってしまいましたがそれでも、木で造った建物として世界最大級の大きさを誇ります。
 
そしていよいよ大仏さま。
大仏さま.jpg
穏やかな表情が神々しいです。
 
~大仏さまについて~
 
聖武天皇の願いで745年に製作がはじまり、752年に完成しました。高さが約15メートルもあるとても大きな仏さまなので、『大仏さま』と呼ばれていますが、正式な名前は『盧舎那仏(るしゃなぶつ)』といいます。
 
大仏さまは戦に巻き込まれて何度も燃えてしまったため、何度も修理されて今の姿となっています。そのため、奈良時代から伝わっている部分は、台座)、ひざ頭の一部です。
 
天平時代は正倉院宝物に代表されるように華やかな時代でしたが、政治的な争いや、かんばつ・ききん、凶作、地震、天然痘の大流行など、とても苦しい時代でもありました。
 
そこで聖武天皇は、仏教の根本経典といわれる『華厳経(けごんきょう)』を政治の中心にすえて、人々の心が思いやりの精神でつながることができるよう、さまざまな政策を実行して行きます。
 
『華厳経』には、お釈迦さまの身長を10倍することによって、無限大の宇宙を表現することが説かれています。
 
東大寺の大仏さまは盧舎那仏といって、宇宙そのものを表しています。
 
~公式サイトより~
 
大仏殿でいただいた御朱印は「華厳」。
御朱印をいただいた方に「なんとお聞きしたらいいのだろう?」と思いながら
 
「こちらでは御朱印はいくつありますか?」と尋ねてみました。
「こちらでは1つですが、ここに書いてあるだけ(貼ってある紙を指して)あるので行ってみてください」と丁寧に教えて下さいました。
 
その段階でいくつもあったので
 
「おすすめはありますか?」と何やら、レストランで聞くようなおかしな聞き方をしてしまいました(^_^;)
 
「二月堂と戒壇堂はぜひ」ということでしたので、次は二月堂へと向かいました。
 
つづく
 
 

 

ありがとうカレンダー。2012/10/17

昨日で東寺の9つの御朱印紹介が終わりました。

元々、歴史の知識があまりないので、御朱印をいただいてからブログに載せるときにいろいろ調べて書いています。いただいた御朱印にまつわる神様や仏様のこと、土地や建築物のことなど、御朱印を通していろいろ知ることができます。

東寺に関して調べて後からわかって「もっとじっくり見ておけばよかった」と思ったことがたくさんありました^^;

まだ神社仏閣+御朱印一年生。

ふさわしくない言い回しや行動があるかもしれません。焦らず少しずつ色々知っていこうと思います^^

今日のタイトルの「ありがとうカレンダー」は東寺の番外編。

東寺の食堂(じきどう)にて、作品展をひらいていた仏版画家の観瀾斎(かんらんさい)先生の版画カレンダーです。やさいいタッチの版画と、いろいろな「ありがとう」が31日分のひめくりになっています。

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カレンダーを購入したら、先生がいらっしゃってその場でイラストとサインをいただきました。

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かわいいです。良い記念になりました^^「ありがとう」も「だいじょうぶ」もやさしい言葉ですね^^

作品展は2006年から毎年東寺でおこなわれたいて、今年(2012年)は9/20~11/25まで開催されているそうです。

ポストカードや色紙もたくさんあって、どの作品もあたたかいやさしいものでした。

こちらの先生の御朱印帳があったら欲しいです(笑)

秋の東寺に行かれる方はぜひ^^ 食堂入口を入って納経所と反対側のスペースです。

→ 御朱印帳専門店HollyHock

東寺(教王護国寺)ご朱印⑨2012/10/16

 

東寺-観智院.jpg
五大虚空蔵菩薩 御朱印
 
 
観智院(真言宗の勧学院)は東寺のみならず真言宗全体の勧学院と位置づけられ、多くの学僧を輩出。
 
本堂には本尊の五大虚空蔵菩薩像(ごだいこくうぞうぼさつ)が安置されています。五大虚空蔵菩薩像は唐からの請来像で、長安の青龍寺の本尊であったといわれています。
 
慶長10年(1605年)に建てられた客殿は桃山時代の典型的な書院造りの建造物として国宝に指定されています。
上の間には宮本武蔵筆といわれる「鷲の図」などの襖絵があり客殿南の庭園は「五大の庭」と称されています。
 
 

東寺(教王護国寺)ご朱印⑦2012/10/14

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西国愛染十七霊場 第8番札所 御朱印

西国愛染十七霊場(さいこくあいぜんじゅうななれいじょう)は、大阪・兵庫・岡山・京都・滋賀・三重・奈良・和歌山を結ぶ愛染明王を祀る十七の霊場。
 
東寺は第8番札所で、西国愛染十七霊場のご本尊・愛染明王は、毘沙門堂にお祀りしています。
地元、三重県にも伊賀市に愛染院 願成寺(第11番札所)があるということでいつか行ってみたいと思います^^

~愛染明王とは~

愛染明王 (梵名 ラーガ・ラージャ)
「ラーガ」とは赤、愛欲の意味で、愛欲煩悩が悟りにつながるものであることを表し「ラージャ」とは王の意味で、密教の世界の中心の金剛王と大日如来が変化したお姿だといわれています。
 
平安初期、弘法大師・空海によって唐から伝えられた愛染明王は、愛情などの敬愛、愛敬のほか、開運、息災、増益、調伏、「人と人との縁結び」「人と物との縁結び」を祈る本尊として、老若男女から広く信仰されています。
~公式サイトより~
 
西国愛染十七霊場巡礼一覧
 
・愛染堂勝鬘院(一番)
・東光寺(二番)
・鏑射寺(三番)
・摩耶山天上寺(四番)
・大龍寺(五番)
・正覚院(六番)
・大聖寺(七番)
・東寺(八番)
・覚性律庵(九番)
・高野山増福院(十番)
・愛染院(什一番)
・久修園院(十二番)
・西大寺(十三番)
・宝山寺(十四番)
・施福寺(十五番)
・福智院(十六番)
・金剛三昧院(十七番)
 
 
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