潮音山 太江寺 ご朱印(納経印)2012/08/26
太江寺 伊勢西国霊場第1番 御朱印
太江寺 三重四国八十八ヶ所第85番札所 御朱印
密かに前日から「二見の太江寺に行く!」と決めていたので、午前中から出かけてきました。
こちらの太江寺、実は一度近くまで行って駐車場がわからず帰ってきてしまったお寺です。
今日は下調べをして行ったので、無事に参拝させていただくことができました。
車を止めて、上を見上げると・・・そちらに立派な山門が。
山門をくぐり、右手の階段を上がります。
夏7月~8月中は「風鈴まつり」の季節行事が行われていて、階段の両脇にはたくさんのお願いごとがかかれた風鈴が。
風が吹く度、涼し気な音色が聞こえます。とても良い物が見られました^^
まずは本堂にてお参り。
本堂のお隣に納経所があり、そちらで御朱印をいただきました。
御朱印をいただいた後に、ご住職が
「よろしかったら、本堂横から入って御本尊のお参りしてください」
と声をかけてくださり、本堂に入らせていただきました。
御本尊の横の扉を開けていただき、千手観世音菩薩様を拝見しました。
失礼な表現かもしれませんが、ものすごいオーラでした!しばし釘付け。
お忙しい中、お声をかけてくださったご住職に感謝です。
~大光寺の歴史~
天平年中、奈良の大仏勧進のため伊勢神宮に巡錫されていた行基菩薩は、二見浦にある現夫婦岩沖の興玉神石から興玉神を拝すると龍神と共に上がる金色の千手観音さまをご感得なされました。行基菩薩は、その功徳をもって社を建立して興玉社を祀り、ご感得の観音像を刻して、太江寺を建立されたと伝わっております。
平安時代には、弘法大師が護摩供を行い、真言宗寺院として発展します。鎌倉期に醍醐天皇は、病気祈願で平癒された奉礼として、本堂である観音堂を建立なされ、伊勢神宮との関係も深くなりました。歴代天皇の帰依も篤く、崇徳天皇や御奈良院天皇の、ご回向も行われています。
貞享三年(1686)に、大火に見舞われるもすぐに再建され、本堂や現在の仁王門が建立されました。現在の本堂は、文化十年(1814)に再建され、平成十八年(2007)には、仁王門の修復がなされました。
明治に、二見興玉神社に合併された興玉神社の『元社』である。興玉社は、現在も本堂横にあり、御神石や御神鏡、二見蛙の御神体である蛙石は、太江寺が、今もお祀りしております。
~太江寺サイトより~
ということでこちらのお寺には興玉神社の「元社」があり、「興玉社」の御朱印もいただくことができました。
そちらのご紹介はまた明日。
所在地:〒519-0602 三重県伊勢市二見町江1659
交通アクセス
(最寄駅)JR参宮線・二見浦駅 徒歩30分
(バス)夫婦岩東口停留所・徒歩7分
(車)伊勢自動車道 二見インターから3分
(その他)近鉄線・伊勢、宇治山田駅よりタクシーで30分