本居宣長ノ宮 ご朱印2012/09/18
本居宣長ノ宮(旧・本居神社) 御朱印
地元、松阪神社のお隣にあります。
私は最近まで「どこにあるんだろう?」と思っていたのですが、灯台下暗し・・・すぐ松阪神社のすぐ横に小道がありそちらからすぐでした(^_^;)
御朱印には桜の印、本居宣長が鈴が好きだったことから鈴の印、神社の印、そして本居宣長の歌の印を押していただけます。
歌は 「しきしまのやまとこころをひととははあさひににほふ山さくらはな」
手前左手には駅鈴形の石があります。
拝殿
松阪神社からこちらの絵馬がかかっている前を通って本居宣長ノ宮へ。
■本居宣長(モトオリ・ノリナガ)
享保15年5月7日(1730.6.21)~享和元年9月29日(1801.11.5)
18世紀最大の日本古典研究家。
伊勢国松坂(三重県松阪市)の人。
本居宣長は松阪が生んだ江戸期を代表する国学者です。著作「古事記伝」は宣長が三十五年かけて完成させた古事記の注釈書で、国学者の研究成果では最高峰とされています。
宣長は日本の歴史をふりかえり、日本人のアイデンティティを深く探求した人でした。「もののあはれ」という考え方は日本人固有の感性の発見として示唆に富むものであり、全くの独創です。それまで(江戸中期まで)漠然と習俗化していた土着信仰に正当な思想性を与えたのも宣長の大きな成果で、その影響は私たち現代人にも少なからず及んでいます。
八百万の神の前で常に謙虚であろうとする日本人の精神性にしっかりとした支柱を打ち立てた大思想人は、いま四五百の森に静かに祀られています。
■本居宣長ノ宮の由来
【主神】秋津彦美豆櫻根大人(本居宣長)
【相殿】神霊能真柱大人(平田篤胤)
本居宣長大人(鈴屋大人とも称される)は賀茂真渕大人を師と仰ぎ、畢生の古典古事記の研究でわが国体と古道を解明して、清明の大和心を恢弘し、民族精神の自覚を促す思想学説から語学、文学、史学等各方面の創建に富み、殊に国学に著しい社会的進展を与えました。この国学が明治維新改革の原動力となったと云っても過言ではありません。
尚、碩学鈴屋大人を神と祀る世論は早くからありましたが、明治初年、川口常文等之を主唱し実現するに至ってます。
~公式サイトより~
所在地:〒515-0073 三重県松阪市殿町1533−2