2013年10月3日

御朱印帳 いろは歌2013/10/03

「いろは歌」ご存知でしょうか?
 
いろはにほへと ちるぬるを
わかよたれそ  つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑいもせす 
 
花のように美しいものでも いつかは散ってしまうように 
この世のものに 永遠というものはあるのだろうか
人の心をまどわす有形無形あらゆるものを 今日、超越する。 
そうすれば儚い夢など見るまい。またその夢に酔ったりもしない。
 
といった感じの訳になるようです。
 
「いろは歌」とは、47文字の仮名を一度しか使わずに作られた七五調の文章で、
平安時代の終わりごろに成立したとされています。
以来、ひらがなを覚えるための手本として、明治時代の初期まで広く使われていました。
 
いろは歌は、いつ誰が作ったのか、いまだ明らかになっていません。
そのため、江戸時代には、作者の謎とあわせ、いろは歌には暗号が埋め込まれているという
説が唱えられるようになりました。
 
ホリーホックの事務所は三重県松阪市にありますが、そのお隣の明和町斎宮跡で、平成22年(2010年)に
平仮名でいろは歌が書かれた4片の土器が発見されました。
 
これは平安時代の11世紀末から12世紀前半の皿型の土師器であり、出土物でひらがなで記された
いろは歌としては国内最古となります。
 
4個の破片をつなぎあわせると 縦6.7センチ、横4.3センチほどになり、内側に「ぬるをわか」、外側に「つねなら」と
墨書で書かれていて繊細な筆跡と土器両面に書かれていることから斎宮歴史博物館では斎王の女官が文字の
勉強のために記したと推定されているそうです。
 
「いろは歌」についていろいろ調べてわかったことがたくさんありました。
 
謎も多いいろは歌ですが、日本人にはイロハニホヘト・・・は身近なものではないでしょうか^^
 
ホリーホックの「いろは歌」の御朱印帳、素敵に仕上がりました。
 
御朱印帳いろは歌(赤)...
 
御朱印帳いろは歌(青)...
 

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