東大寺 大仏殿 華厳 御朱印
まず向かったのは東大寺のご本尊、盧舎那仏坐像(るしゃなぶつぞう)奈良の大仏さまが安置されています、大仏殿(金堂)です。
南大門をくぐり・・・
寺門に安置されています、国宝の仁王像、吽形(うんぎょう)と阿形(あぎょう)を拝みます。
門の向って右側に安置されている口を閉じた像が吽形(うんぎょう)です。
高さ8.4メートルもの木像はいつみても迫力があります。
吽形像は大仏師定覚および湛慶が小仏師12人と共に造った像
阿形像は大仏師運慶および快慶が小仏師13人を率いて造った像
そして、拝観料をお納めして、中門から中に入ります。
国宝建造物の大仏殿。
東大寺ができてから2回、戦に巻まれて燃えてしまい、現在のお堂は江戸時代に建てられたもので、その時は江戸幕府の都合で、最初に建てられた時より小さくなってしまいましたがそれでも、木で造った建物として世界最大級の大きさを誇ります。
そしていよいよ大仏さま。
穏やかな表情が神々しいです。
~大仏さまについて~
聖武天皇の願いで745年に製作がはじまり、752年に完成しました。高さが約15メートルもあるとても大きな仏さまなので、『大仏さま』と呼ばれていますが、正式な名前は『盧舎那仏(るしゃなぶつ)』といいます。
大仏さまは戦に巻き込まれて何度も燃えてしまったため、何度も修理されて今の姿となっています。そのため、奈良時代から伝わっている部分は、台座)、ひざ頭の一部です。
天平時代は正倉院宝物に代表されるように華やかな時代でしたが、政治的な争いや、かんばつ・ききん、凶作、地震、天然痘の大流行など、とても苦しい時代でもありました。
そこで聖武天皇は、仏教の根本経典といわれる『華厳経(けごんきょう)』を政治の中心にすえて、人々の心が思いやりの精神でつながることができるよう、さまざまな政策を実行して行きます。
『華厳経』には、お釈迦さまの身長を10倍することによって、無限大の宇宙を表現することが説かれています。
東大寺の大仏さまは盧舎那仏といって、宇宙そのものを表しています。
~公式サイトより~
大仏殿でいただいた御朱印は「華厳」。
御朱印をいただいた方に「なんとお聞きしたらいいのだろう?」と思いながら
「こちらでは御朱印はいくつありますか?」と尋ねてみました。
「こちらでは1つですが、ここに書いてあるだけ(貼ってある紙を指して)あるので行ってみてください」と丁寧に教えて下さいました。
その段階でいくつもあったので
「おすすめはありますか?」と何やら、レストランで聞くようなおかしな聞き方をしてしまいました(^_^;)
「二月堂と戒壇堂はぜひ」ということでしたので、次は二月堂へと向かいました。
つづく